トータルメイクアップのアジア予選・世界大会の様子をまとめてあります。
世界チャンピオンまでの軌跡をご紹介します。
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大会名 : |
ネイル&メイクアップコンペティション
アジア大会 |
出場者 : |
283名 |
結果 : |
メイクアップ・プロフェッショナル部門
優勝 |
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優勝者は『International Expo in USA』にアジア代表として出場する権利が与えられます。
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・主な出場者
メイクアップ・プロフェッショナル部門
1位 亀井久恵
ネイル総合プロフェッショナル部門
2位 松下美智子
(写真左)アジア大会の記事
(写真右)Make Up Professional 部門 優勝作品 |
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大会名 : |
International Expo '99 |
出場者 : |
世界代表アーティスト100名以上 |
入場者 : |
60,000人以上 |
展示社 : |
600社以上 |
結果 : |
メイクアップ・プロフェッショナル部門 優勝 |
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毎年、ロサンゼルスロングビーチで行われる、アメリカ最大のビューティーショーです。
メイクアップ、ヘア、ネイル、リラクゼーション、サロン経営向け、と美容界全般に及びます。
世界各国から、各美容界の有名アーティスト(ヴィダルサスーンのゼネラルマネージャーStephen Moodyやトニー&ガイなど)が集まり、ショーなどをします。
このエキスポは、一般の人には公開されておらず、美容関係の資格を持っているプロフェッショナル、またはプロを目指して勉強中の学生しかチケットを買うことができません。
研修として参加されている美容学校もあります。
アジア大会優勝者はInternational Expoのコンテストにアジア代表として出場する権利が与えられます。
(コンテスト出場者283名)
International Expoは、メイクアップ、ヘア、ネイル、イブニングファッションメイクアップのコンテストも同時に行っています。
このコンペティションで受賞すれば、世界のトップアーティストとしての地位が確定されるビッグコンテストです。
「黒崎えり子ネイルビューティカレッジ」学院長の黒崎えり子さんも、ネイル部門で受賞されたことがあるコンペティションです。
このロングビーチコンペティションは、学生部門とプロ部門に分けられています。
プロ部門での受賞者には、トロフィーと賞金が授与されます。 |
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☆参加アーティスト
・Marcel Munoz
サロンシティープレスクラブ、メディアアーティストグループ、その他多数の場でメンバーとして、ヴィダルサスーンからテレビ、写真界、と幅広い活躍をされる、ロサンゼルス出身のヘアーアーティスト。
・Martin Parsons Rykr
カナダ出身で、カナダ、アメリカのテレビ界で活躍中。
・Sandra Yu
Ruskアーティスティックチームから。
・Heather Wenman
2006年度NAHAマスタースタイリスト・オブ・ザ・イヤー勝者。
etc.
(写真左)世界大会の記事
(写真右)EVENING FASHON MAKE UP
(セレブ対象:社交界ファッション部門グランプリ作品) |
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世界に通用するビッグなメークアップアーティストを目指している亀井久恵さんが、2月1日、アメリカ・ロングビーチのハイアットリージェンシーホテルで開かれたIBS(International Beauty Show Group)主催・ワールドコンテストのメーク部門においてみごとに優勝の栄冠を勝ち取った。
亀井さんがチャレンジしたのは、トータルメークアップで、パーティスタイルのイブニングメークアップ。日本、韓国、アメリカから約50人がエントリーしており、プロ部門の一等賞だ。
トータルメークアップとは、ヘアスタイルからメークアップ、ネイルアート、コスチュームまで文字どおり、トータルファッションを競うもので選手の美的感覚が問われる難しい競技だ。
亀井さんのメークのポイントは目。今回は、インパクトが欲しかったので、シルバーとブラックの長いものと短いものを繋ぎ合わせて斜めにカットした付けまつげを作ってみた。それも上下に…。
IBSは、アメリカ国内はもとより理美容先進国のヨーロッパにもその名を知られた権威ある団体だ。
毎年開かれるヘアコンテスト、メークコンテスト、ネイルコンテストなどに世界中から優秀な選手がエントリーする。また、この大会で好成績を収めてロンドンやパリ、トーキョーのひのき舞台で活躍しているアーティストも少なくない。
優勝トロフィーのゴールドヴィーナスを手にした亀井さんは、木下ユミメークアップ&ネイルアトリエ(木下ユミ校長、東京・青山)のメークアップ研究科に在学しており、さらに上のクラスを目指して修行中である。目的意識を持ってひたむきにチャレンジしている姿はチャーミングで美しい。
実家は前橋ではちょっとは人に知られたインテリアを扱う老舗だ。”乳母日傘、お池にキントト(金魚)””蝶よ、花よ”で大事に大事に育てられたお嬢様だが、世界に向かって羽ばたきたいと故郷を出奔してはやン何年。着実に時歩を固めつつある。
「私はシャネラーなんです」という亀井さんは、自他ともに認めるシャネル大好き人間。シャネルに憧れるあまり同社の化粧品の販売員になりたかったとか。それには資格が必要になる。「キャリアがなければ好きな職業にもつけない…」と一念発起した。求人雑誌の負ロムAでメークの専門学校を探していたら木下ユミメークアップ&ネイルアトリエがあった。ユミ先生のことは以前からメークの第一人者として名前だけは知っていたので迷わずまっしぐら。
”女性がもっともキレイになる瞬間”−それは花嫁姿だろう。そのクライマックスシーンに立ち会いたいと望んで選択した職業でもあった。
このほか、テレビやコマーシャルフィルムの撮影、役者たちのためのステージメーク、サロンでのメークなど活躍の場は幅広く無限だ。
”メークアップアーティスト・Hisae Kamei”のビッグネームがファッション雑誌に載る日はそう遠くない。
『近代理容 人・物・語録』より当時の記事の抜粋 |
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